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佐藤直子official blog - 佐藤直子のテニスがすべて

練習の心掛け

今日は2対1の練習の日でした。練習相手の一人が、ある大学のテニス部のコーチをしています。
 先日その大学の合宿があったということで、いろいろと話を聞いたら、意識が低いので驚いたと言っていました。同じ練習でも、厳しくやるやり方と、楽にやるやり方があります。
 例えばクロスコートのストローク練習にしても、コートの角に立って、ただ来た球を打ち返すやり方と、いちいちセンターポイントに戻ってからコーナーへと走って打ち、また素早くセンターポイントへ戻るやり方です。この二つには大きな差があります。
  同じ練習でも、自分でいろいろな設定をすることで、同じ練習をした他の選手よりもずっとうまくなることができるのに、それをしようとしない。反対に楽をしてとにかく時間だけこなそうという考え方の選手がいると知って、すこしがっかりしました。
  ただ、その選手がどこを目指しているかですよね。ただのカッコいいテニス部員か、インカレの一回戦なのか、全日本の優勝なのか、ウインブルドンの優勝なのかということですね。それは当然それぞれの目標があって良いのだと思います。
  コーチとしては当然ウインブルドンの優勝を目指して欲しいけれども、私がよく母に言われたように、「喉の渇いていない馬を川に連れて行くことはできても、無理に水を飲ませることはできない」ということですね。 嫌な言葉ですねえ。子供の頃、暑い真夏の練習で、私だって、一生懸命やっているのに、よくこの言葉を言われたものです。うちの母はほんとうに厳しい母でした。でも母のお陰で強くなれたかなとは思いますが。
 そんな母も、今ではやさしくなりました。と書きたいところですが、今でも厳しい母です。はい。
日記 | 投稿者 佐藤直子 14:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
佐藤直子
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佐藤直子プロフィール
東京都出身。
永田町幼稚園、永田町小学校、学習院女子中等科、高等科卒業後ヒューストン大学へ留学。
高校生で全日本室内に優勝。高校卒業までに優勝カップの数は100を越す。
日本の女子選手として初めて一匹狼で世界のプロテニスツアーに参戦。国際的なプロテニスプレーヤーとして、世界のプロトーナメントを渡り歩く。全豪オープンダブルス準優勝、シングルスベスト8、18年に渡るウィンブルドンへの挑戦(内14回本戦出場)など。日本プロテニス協会の第一号女子会員。
トーナメント引退後、スポーツキャスターとしても活躍し、現在はテレビ・ラジオに出演する傍ら、 講演・執筆活動にも力を入れる。各方面で多才ぶりを発揮するマルチレディーである。
文部科学省・子供夢基金の助成による『親子触れ合いテニス交流・体験』を日本全国各地で展開。  『ちびっこスターズ』キッズテニス教室を東京と京都で月1回開催。  毎年2回ラフォーレテニストーナメントを企画運営している。

役職:
日本プロテニス協会理事長
渥美国際交流奨学財団理事
日本スポーツ仲裁機構理事
日本体育協会・生涯スポーツ委員会委員
日本体育協会・スポーツマスターズ・シンボルメンバー
ミズノテニスアドバイザー

佐藤直子公式ホームページ
satonaoko.com
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