2007年03月04日頂上の手前で引き返す勇気
今日の練習の時、もう一つ面白いことがありました。「突き上げ」という練習はボレーとスマッシュを交互に打つ練習です。 ボレーの時は相手が緩い球でネットギリギリに落とした球を思いっきりネットにつめてボレーします。スマッシュはベースラインギリギリに上って来た深いロブをジャンプしてスマッシュするのです。
今日は私は左の腰、股関節、臀部に違和感があったので、汗を飛び散らせて突き上げを頑張る練習相手の山口君を羨ましく思いながらも、私はその練習をやりませんでした。
突き上げを終えた後、ハアハア言いながらベンチに座って水分補給する山口君に、「私の今日の勝利は突き上げをやらなかったこと!」と私は胸を張って言いました。だってほんとうは突き上げをやりたいところでしたが、あそこで我慢しないで頑張っちゃうと、またぎっくり腰になったり、大きなダメージを受けることに決っていたのです。
山口君はそれを良く分かってくれて、「その通りです。山の頂上まで行かないで引き返す勇気こそ大事です」と言ってくれました。山口君は山登りも大好きなのです。よく、「テニスでは命まで落とすことはないが、山では集中力を欠くと、命まで落とすことになりますから真剣ですよ。」と言っています。
「でも、一生頂上手前で止めてしまう癖がつくと困りますけどね」と付け加えるのも彼は忘れませんでした。
確かにその通りです。その決断が一番難しいわけです。
でも山口君が私の突き上げをしなかった勇気を理解してくれて、ほんとうに良かった。良く分かっていない人だったら、何言ってるの?負け惜しみ強いなあ。みたいな、ことになる心配もありましたよね。めでたし、めでたし。
今日は私は左の腰、股関節、臀部に違和感があったので、汗を飛び散らせて突き上げを頑張る練習相手の山口君を羨ましく思いながらも、私はその練習をやりませんでした。
突き上げを終えた後、ハアハア言いながらベンチに座って水分補給する山口君に、「私の今日の勝利は突き上げをやらなかったこと!」と私は胸を張って言いました。だってほんとうは突き上げをやりたいところでしたが、あそこで我慢しないで頑張っちゃうと、またぎっくり腰になったり、大きなダメージを受けることに決っていたのです。
山口君はそれを良く分かってくれて、「その通りです。山の頂上まで行かないで引き返す勇気こそ大事です」と言ってくれました。山口君は山登りも大好きなのです。よく、「テニスでは命まで落とすことはないが、山では集中力を欠くと、命まで落とすことになりますから真剣ですよ。」と言っています。
「でも、一生頂上手前で止めてしまう癖がつくと困りますけどね」と付け加えるのも彼は忘れませんでした。
確かにその通りです。その決断が一番難しいわけです。
でも山口君が私の突き上げをしなかった勇気を理解してくれて、ほんとうに良かった。良く分かっていない人だったら、何言ってるの?負け惜しみ強いなあ。みたいな、ことになる心配もありましたよね。めでたし、めでたし。
2007年03月04日体のバランスの不思議
やはり専門家の意見はすごい。京都の岡本先生が、足を引きずっている私を見て、「できるだけもう普通に歩いてください。」と言った話を、昨日書いた。痛いところがあると体はそこを守ろうとする。もう治っていても、そのまま必要のないアンバランスな体の使い方をする場合がある。ということだ。
昨日、痛めた私の右足第4指を守りながら激しい練習をしたため、左側の臀部、股関節、ふくらはぎまで、軽い痛みがあった。必死でアイシングをして、今日も練習できるように備えた。
そして、今朝の練習では、反対に左足を守るような歩き方をわざとしてみた。まだ右足の痛みはあるが、自分脳に「今は右足は痛くない。左足を守れ!」と言い聞かせた。そうしたら、不思議と体のバランスが良くなった。きっとバランスの取れた筋肉の使い方に戻ったのだ。昨日テニスが終わった時の左側全体の痛みが、昨日と同じくらい激しい練習をしたにもかかわらず、今朝は全くなかった。
このやり方、どうぞやってみてください。だって我々の歳になると、少々どこかが痛くてもテニスしなくてはならないことが多いですよね。そこでどんどん他の部分も悪くしてしまう可能性があります。上手いバランスの取り方で良い体の状態を取り戻すこと、大切です。
最近の私はバンダナは鉢巻スタイルではなく、お掃除スタイルの巻き方にしています。
昨日、痛めた私の右足第4指を守りながら激しい練習をしたため、左側の臀部、股関節、ふくらはぎまで、軽い痛みがあった。必死でアイシングをして、今日も練習できるように備えた。
そして、今朝の練習では、反対に左足を守るような歩き方をわざとしてみた。まだ右足の痛みはあるが、自分脳に「今は右足は痛くない。左足を守れ!」と言い聞かせた。そうしたら、不思議と体のバランスが良くなった。きっとバランスの取れた筋肉の使い方に戻ったのだ。昨日テニスが終わった時の左側全体の痛みが、昨日と同じくらい激しい練習をしたにもかかわらず、今朝は全くなかった。
このやり方、どうぞやってみてください。だって我々の歳になると、少々どこかが痛くてもテニスしなくてはならないことが多いですよね。そこでどんどん他の部分も悪くしてしまう可能性があります。上手いバランスの取り方で良い体の状態を取り戻すこと、大切です。
最近の私はバンダナは鉢巻スタイルではなく、お掃除スタイルの巻き方にしています。