佐藤直子official blog - 佐藤直子のテニスがすべて

あーあ、大失敗。昨日の社交テニスで、時間がないものだからいつもウォームアップにはすごく時間をかける私が、ほんの２分ぐらいで試合を始めてしまった。そのゲームは４ゲームだけだったが、その後良いメンバーがいたものだから、楽しいミックスダブルスをした。右足の指を挫傷してから、もう１ヶ月半たつのに、まだ痛い。つまり１ヶ月半、テニスはしているが、体のバランスが壊れるのでゲームは一切やっていなかった。昨日はついつい浮かれてやってしまった。そして今日、腰が怪しい。
　バカなことをしてしなったという反省と共に、私は毎日練習をしているが、５０分ストレッチをしてから家をでて、練習前に軽く走ったり２０分ぐらいまたウォームアップ＆ストレッチをしてから、コート上でミニテニス。それからベースラインまで下がってからもまた緩めのラリーを充分してから普通に打ち始める。それから練習の最後には必ずクールダウンのためにゆっくりのボレーボレーをして、筋肉にこれで「終わりよ」と合図を送って練習を終える。それからまた５、分１０分ストレッチをする。それに体が慣れて、その工程をしないとテニスのできない体に、反対になってしまっているのだ。
　よくテニスクラブでダブルスを２セットして、ちょっと休憩のお茶をしてまたミックス。それからまた休んでシングルスを１セット。という具合にテニスをする方がいらっしゃるが、私は絶対それができません。選手の頃からの癖で、ダブルスのあとにシングルスということはないし、それから試合をする前には入念にウォームアップをして、またクールダウン。もしまた試合をするなら、またウォームアップにクールダウン。何回でもそのルーティーンをしなければ動けない、または体を痛めてしまう体を自分で作ってしまった。今後私がテニスクラブで楽しくテニスを他のメンバーの方と楽しむなら、それではダメだ。よい反省の機会となった。
　以前、私の練習相手の元東大テニス部の神澤くんに、「直子さんはサムライにはなれませんね」と冗談を言われた。「侍はいつ試合（勝負）がやってくるかわからない。突然闇討ちに合う訳です。そのときに、『すみません、ちょっと待ってね』といって、ストレッチから始めなくてはならない。その間に切られてますよ」といわれ、私も大いに納得したことがあった。
　今回、また反省した。いつも柔らかい体にして置かないとね。つまりいつもクネクネしていようっと。（笑）