2007年02月07日君子危うきに近寄らず
実は昨日は父の命日でした。そして私の家で兄家族や母とみんなで夕食会をしました。そこで私は散々みんなから、また足の指を怪我したことについて怒られました。
「もう、いい加減にしなさいよ。このところ直子は怪我が多すぎる」とそう母に言われても、ぎっくり腰にしても、今回の椅子に足の指挟まれ事故にしても、私の力でどうやって止めることができたでしょうか?だって、オーバーロードの原則(技術の改善にしろ、体力の向上にしろ、運動能力の進歩を望むのならば、平常行っている運動の水準を超えて運動を続けることである)で、スポーツマンなら極限より少し上までトレーニングしないと、体力アップはしません。そして極限より少し上まで頑張ると、それは筋肉だって、硬くなるでしょう。そして腰まわり筋肉が硬くなったところで私はクシャミをしてしまったのです。そしてぎっくり腰になりました。仕方ないですよねえ。
それから椅子の足に足の指を踏まれたのだって、普通の食事の場で、まさか椅子の足が上っていようとは思わないから、普通にその近くへ行ったら、椅子の足とともに友達の体重が全て私の足の指にかかったのです。それを母は私の不注意だと責めるのです。
「どうやって誰かが突然大笑いして椅子の足を上げることを予測するのよ」と私が言ったら、それまで黙っていた兄が
「君子、危うきに近寄らず」と一言。
その時はその言葉は私の右耳から左耳へと通り過ぎて行きましたが、今日病院へ自転車(自転車は全く痛みなくこぐことができます)で向かっているときに、突然その言葉が私の頭の中に戻ってきて、「君子危うきに近寄らず」の言葉の重みを噛締めました。私達スポーツ選手はついつい、運動能力に自信があるものだから、すごく狭いところでも自転車ですいすい通り抜けるし、車が来ても自分なら先に通り越せると普通なら待つべきところを、返ってスピードアップして行ってしまったりします。でも何かのことでその時に突風が吹いたり、何か予期せぬことが起こったりしたら、大惨事になる可能性もあります。「君子危うきに近寄らず」これからは少しでも危ない可能性の存在する場所の近くには、絶対に行かないことにしようと誓いました。
トレーニング、練習も私はついついやりすぎてしまうので、これからはやりすぎたときは早めのお手入れ!充分なストレッチ、またはマッサージ、または針を早め早めにやってぎっくり腰まで行かないようにします。
新しい練習方法を見つけました。以前テニスクラブの方からいただいた、バランス感覚を作るための用具。下の写真の緑と青の半球体のものです。これの上に乗って、素振りをするのです。なかなか回数できずにすぐ落ちてしまいます。この上で100回ぐらい素振りができるようになれば、きっとヒンギスのようにどれだけ走らされても中心の崩れないストロークを手に入れることができるに違いないと信じて、頑張っています。
〓〓佐藤直子〓〓
午後は母校へ教えに行きました。足が悪いので、球出しを中心にやりました。後輩はやっぱり可愛いです。
「もう、いい加減にしなさいよ。このところ直子は怪我が多すぎる」とそう母に言われても、ぎっくり腰にしても、今回の椅子に足の指挟まれ事故にしても、私の力でどうやって止めることができたでしょうか?だって、オーバーロードの原則(技術の改善にしろ、体力の向上にしろ、運動能力の進歩を望むのならば、平常行っている運動の水準を超えて運動を続けることである)で、スポーツマンなら極限より少し上までトレーニングしないと、体力アップはしません。そして極限より少し上まで頑張ると、それは筋肉だって、硬くなるでしょう。そして腰まわり筋肉が硬くなったところで私はクシャミをしてしまったのです。そしてぎっくり腰になりました。仕方ないですよねえ。
それから椅子の足に足の指を踏まれたのだって、普通の食事の場で、まさか椅子の足が上っていようとは思わないから、普通にその近くへ行ったら、椅子の足とともに友達の体重が全て私の足の指にかかったのです。それを母は私の不注意だと責めるのです。
「どうやって誰かが突然大笑いして椅子の足を上げることを予測するのよ」と私が言ったら、それまで黙っていた兄が
「君子、危うきに近寄らず」と一言。
その時はその言葉は私の右耳から左耳へと通り過ぎて行きましたが、今日病院へ自転車(自転車は全く痛みなくこぐことができます)で向かっているときに、突然その言葉が私の頭の中に戻ってきて、「君子危うきに近寄らず」の言葉の重みを噛締めました。私達スポーツ選手はついつい、運動能力に自信があるものだから、すごく狭いところでも自転車ですいすい通り抜けるし、車が来ても自分なら先に通り越せると普通なら待つべきところを、返ってスピードアップして行ってしまったりします。でも何かのことでその時に突風が吹いたり、何か予期せぬことが起こったりしたら、大惨事になる可能性もあります。「君子危うきに近寄らず」これからは少しでも危ない可能性の存在する場所の近くには、絶対に行かないことにしようと誓いました。
トレーニング、練習も私はついついやりすぎてしまうので、これからはやりすぎたときは早めのお手入れ!充分なストレッチ、またはマッサージ、または針を早め早めにやってぎっくり腰まで行かないようにします。
新しい練習方法を見つけました。以前テニスクラブの方からいただいた、バランス感覚を作るための用具。下の写真の緑と青の半球体のものです。これの上に乗って、素振りをするのです。なかなか回数できずにすぐ落ちてしまいます。この上で100回ぐらい素振りができるようになれば、きっとヒンギスのようにどれだけ走らされても中心の崩れないストロークを手に入れることができるに違いないと信じて、頑張っています。
〓〓佐藤直子〓〓
午後は母校へ教えに行きました。足が悪いので、球出しを中心にやりました。後輩はやっぱり可愛いです。