佐藤直子official blog - 佐藤直子のテニスがすべて

本日の朝、元プロの奈巳ちゃんと練習していたら、お隣で知人で先輩の斎藤さんがテニスをしているのに気づきました。



これはご挨拶せねばと、奈巳ちゃんに「奈巳ちゃん、ちょっとごめん」と断ってから「斎藤さんですよね。ごきげんよう。」と申し上げたら、「あら、直子ちゃんね。声でわかったわ」



…。てきれば、隣でずっとバンバン練習していたのですから、テニスでわかって欲しかった…。



その2
奈巳ちゃんとの練習を終え、クラブハウスに戻ったら、オーストラリア人のメンバーに声をかけられました。彼女は斎藤さんと反対側の隣でダブルスをしていたのです。



「私はメルボルンの出身でオーストラリア・オープンをよく見に行きましたが、あなたキミコ・ダテじゃないでしょ？」



彼女はすごく私を誉めたつもりだったのでしょう。ビッグスマイルと共に私の反応を待ちました。



私としては、その冗談だけは言ってほしくなかった。


大真面目で
「ノー、ノー。私はナオコ・サトウです。オーストラリアオープンでシングルスのベスト8に残ったことがあります。ダテとは最後のウィンブルドンでダブルスを組みました。」と言いました。



最近通りすがりに「ほら、テニスの！」「伊達公子？」というような会話が聞こえて来ると、寂しくなるわたしです。



この前私のラフォーレテニストーナメントのお楽しみゲームの問題で、前の日にスタッフリハーサルをしていました。



私が「これまでのテニス選手で一番美しい選手は？」(勿論、これは受け狙いのサービス問題です)と言ったら、スタッフが大きなハッキリした声で嬉しそうに「伊達公子！」



私はもう帰ろうかと思いました。



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