佐藤直子official blog - 佐藤直子のテニスがすべて

今、それでなくても色々な仕事をしているので、私の一番の仕事であるテニスの練習時間が思うように取れないほど忙しいのに、もう一つ大変な仕事が舞い込んでいます。



亡くなった父が借りていた倉庫を空けなくてはならなくなったのです。



その倉庫が、二階で細い階段を上がらなくてはならず、しかもその建物は壊されるので、暗くホコリだらけなのです。



私の優勝カップや本がほとんどでした。



しかし、倉庫を空けると一言で言っても、それはそれは大変な作業です。ドアも開かないほど、目一杯詰め込まれていた倉庫です。



寒い日も汗がしてたたり落ちる重労働です。



ただ、楽しいのは、父が一つ一つ持って上がった道を、今私が持って下りているのです。



「父上何でこんなもの大切にとっているのよ…」と思うものも沢山ありますがそのたびに、私のために取っておいてくれたのだろうと思うと嬉しく、涙が出そうになります。



この前のブログの私の顔のデッサンも、父が有名な方に書いていただいたものです。ちゃんとサインが入っています。



母にこの感動を話したら、「何言ってるのよ。あれはママが持って上がったのよ。ママも若かったわ。」ですって。まあ、きっと、父と母と3対2ぐらいの割合でしょう。



奥の方に、このラケットの時計を見つけました。



12時のところにLOVEと書いてあり、
3時のところにFIFTEEN 6時のところにTHIRTY、 40分のところにFORTY、 45分のところにGAME と書かれています。


私が何かで優勝したときの副賞だったような気がすると、母は言います。



当時、本当に申し訳ない話ですが、優勝カップも副賞もあまり興味がなく、「いらない、いらなうい」と言っていた私です。それを父が取っておいてくれたのです。全日本室内の優勝カップ、海外での優勝カップなど今の私には大切な宝物です。



今は、父が雑に置いていたので優勝トロフィーが折れていると、「父上、もっとちゃんと扱ってよ」と文句言いたくなる私です。



倉庫を片付けると、必ず腰が痛くなるし、力仕事なので翌日のテニスは調子悪いし散々ですが、父との触れ合いが嬉しく、良い気分転換になっています。



この時計、リビングルームに飾ろうと思います。



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スポーツコーディネーションの専門家の、高橋日出ニ先生と日本スポーツ振興協会の沼尻ご夫妻と、ランチミーティングをしました。



ライプツィッヒ大学と提携して、コーディネーションの研究をされています。



面白いお話を聞いて、やる気満々になった私ですが、今日のミーティングは私のための話ではなく、日本の子供達、ジュニア選手達のための話です。



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半年ぶりにダブルスをしました。



自由ヶ丘インターナショナルと栗山さんと、ずっとテニスしましょうと言っていたのになかなかできず、やっと実現しました。



栗山さんは、どう見ても私より大分先輩なので、ずっと敬語を使っていました。



そしたら、同学年だったのです。



長い間敬語を使って、損した！



今日は栗山君と、神宮クラブの稲田君と、日本スポーツ振興協会の沼尻君とダブルスしました。




楽しかったです。



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