佐藤直子official blog - 佐藤直子のテニスがすべて

羽田空港で携帯電話の電源を入れた途端に電話がなりました。



能登の友人からでした。



偶然ブログを見て
「なんか『疲れた、疲れた』と書いてあったから」
という、励まし電話でした。



またもう一回ブログに書いた通り、
「それが、スタバで時間潰してバスに乗って座ってほっとしていたら、そのバスが能登空港行きで…。金沢駅をカール・ルイスぐらいの勢いで(出てくる名前がまた古い)東口から西口へと走り…」
と電話にぶちまけたら、すっかり元気になりました。


友達はありがたいものです。



写真は金沢城をジョギングした時に、子供がお父さんとテニスをしていたのです。それを撮りました。



可愛くて、教えてあげようと近づきかけたら、お父さんに睨まれて、止めました。私も相当怪しげ(サングラスにマフラーを頭から巻いて、コートの襟を立てていました)だったので、仕方ありませんけどね。



〓〓〓佐藤直子〓〓〓

もう疲れた、疲れた、疲れました。



どんなに美しい日本海の海が慰めてくれても、少しも癒されません。



それに、今カフェラテ飲みたいです。



〓〓〓佐藤直子〓〓〓

これ、金沢駅の建築、素晴らしく芸術的です。



MRO北陸放送さんへご挨拶に伺いました。



北國新聞社の方々が一緒に行って下さり、心強かったです。



以前私はFM横浜で「マリンシャトル・オシャレクルージング」というラジオ番組をやらせて頂いていたので、ラジオ曲、懐かしかったです。



その「マリンシャトルオシャレクルージング」は月曜日から金曜日までの帯で、三分ぐらいのトークでした。



私が話題を選び、内容も全て考えました。大変だったけど、楽しい仕事でした。


海外遠征から帰っている短い間に、1日で40本録音したことも



ああ、またやってしまった。危なかった。



のんびりスタバで時間潰して、バスに荷物も下に入れて貰って座っていました。


外国人が乗って来て、流暢な日本語で聞き慣れない場所に行きますか？と聞いたので、ふと不安になって、私も
「空港行きますよね」
と聞いたら
「能登空港、行きますよ」「いや金沢空港です」
「小松空港ですか？」
「そう小松空港です」
「あ、それなら西口ですよ」



結構ギリギリの時間だったので、走った走った。そういう時に限って私のガラガラバッグ(引きずるバッグです)がいうことをきかずに変な方向へ行こうとするし。



ああ、疲れたあ。金沢駅の東口から西口へと猛ダッシュしながら、これいい時間のバスがなかったらタクシーしかないなと。でもこれ日本プロテニス協会の仕事(というかボランティアなんですけどね)だからタクシーだと自前だな、とか頭を霞めましたよ。



西口を出てすぐ止まっていたバスに
「小松空港行きバスはどこですか」
ときいたら
「六番」
と言われ、行ってみたらバスも人もなく、がっかりしていたら、さっき聞いた運転手さんがワザワザバスを止めて窓から
「五番や、五番」
と叫んでくれました。
ふと横のバス停を見たらバスが止まっていたので、飛んで行きました。



今はほっとして、疲れがどっと出て来ました。



ああ、飲みかけのカフェラテは能登空港行きのバスのコップ置きに忘れて来たし。残念。



ああ、でもこれにのることが出来て良かった。



〓〓〓佐藤直子〓〓〓

朝早く起きて、軽いランニングをしました。金沢城です。



ここから、うわぁ青空なのに、雪が降って来ました。足を止めると寒いよぉ。



こうやって歴史的名所から遠くを見渡すと、これを残した人々のことが思い巡らされます。



大分前にオーストリアオープンでウィーンのショーンブルン宮殿を走ったときもそう感じました。



そして、それをみて思い更ける私がいる。私は何か残せるだろうか。と、いつもそこに考えがいくと、突き当たりです。



寒いから走って帰ります。


〓〓〓佐藤直子〓〓〓