佐藤直子official blog - 佐藤直子のテニスがすべて

今ダテック負けました。


立派な試合でした。


彼女は試合中、自分が42歳であることは完全に忘れています。


相手のヨバノスキー（年が半分の）と全く対等な気持ちでプレーし、ミスすれば悔しがり…。


ちょっと感動しました。６２　７６　でしたが、セカンドは何回も取れそうな雰囲気があり、2番コートでしたが、観客の「レッツゴー公子」のかけがえが何回も何回も響き渡った時は、鳥肌が立ちました。


で、普通は自分がすごくベテランで、相手が若くて勢いのある選手の場合、あまり派手に応援されるとちょっと嫌です。が、ダテックは観客の応援をエネルギーに替えて、歯を食いしばって1球1球気合の入った球を返しました。


ヨバノスキーはすべてハードヒッターでした。それを上手くいなし、スライスを混ぜて相手のミスを引きだし、アングルショットがもっとアングルで返されることが分かると、相手コートの真ん中に球を集め、相手に打ち込ませてエラーを誘いました。


サーブだって、相手は１７５キロとか出しますが、伊達選手は135キロとかで、それでも十分対等に戦いました。彼女やっぱり頭いいです。作戦も読みも、抜群です。


最後はセカンドタイブレークの３７で取られ、２６６７で敗れました。


残念な思いと共にホテルに返ってきましたが、もう10時を過ぎていました。ダテックのコートは2番の4試合目でしたが、第2試合目のチリッチがセットマッチをして負けて、それが長くて長くて、スタートしたのは7時過ぎでした。


明日は錦織君がセンターコート・ロッドレーバーアリーナで第2試合です。応援しなきゃ。